昨日、松の木を掘り上げている時に思った事がありました。
ここ最近、雑木の庭や、雑木を絡めた外構が地元茨城でも再熱中のようです。
とってもいいですね。
爽やかな感じで。
ただ、はじめのうちは、、、
という感じでしょうか。。。
僕自身、生まれた時から植物に囲まれた空間で育ち、今も植物に携わる仕事をさせていただております。
ですので植物の成長度合というもについて多少の知識はあるほうかと思います。
さて、そこで思う事は、そこに住む人の事を考えて植えるべきだと感じます。
雑木を植えた方自身が、植物をよく熟知していて、十数年先も同じ樹形を維持出来るとか、
公園のように広い広い敷地ならよろしいかと思いますが、、、
大体は十数年後に伐採されちゃいますよね。実際に仕事依頼もあります。
伐採を免れたとしても、枝の間引きを知らないで切ると痛々しいブツ切り状態から太く長い芽が何本も出て雑木の柔らかい枝ぶりは何処へやら、、、といった事になります。
家を引き立てる為や、自分の癒しの為に植えた木なのに、いつの間にかストレスの元になりかねません。
ですので、よ〜く植える前には検討した方が良いですね。
はじめ良ければ、それで良し。の様な、庭や外構提案は、考えものだと思います。
ずっと何年先も何十年先も愛情をかけて維持管理をすることで良い空間へとなります。
「雑木の庭は管理が要りません」。。。。。
いいえ。。。現代のお庭の狭い住宅事情では、とても手のかかるものです。
お庭で、ずっと楽しく過ごしていける事を願って